株式会社モルフォ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀 督基、以下 モルフォ)は、東芝グループとして画像処理装置の開発・設計・製造を手掛けるアジアエレクトロニクス株式会社(所在地:東京都青梅市、代表取締役:一宮 淳、以下 アジアエレ)の画像検査装置「PRS-1100」に、モルフォのAI(人工知能)を駆使した画像分類技術『Morpho Deep Recognizer™』が採用されたことを発表します。
また、両社は画像検査装置「PRS-1100」を主に製造業やインフラ分野に向けて展開するため、密接な連携を図ります。
モルフォの高性能なAI技術は、モバイル機器や組み込みプラットフォームであっても性能や効率を向上させる推論処理が可能ため、AI導入による追加のハードウェア投資が不要です。アジアエレの主力製品である画像検査装置PRS-1100に『Morpho Deep Recognizer』のソフトウェアを組み込むだけで高速な推論処理を実現できる点において高く評価され、今回の採用に至りました。
これによって、アジアエレが保有する寸法計測、比較、パターンマッチングなどのルールベースの画像検査技術に加え、モルフォの画像分類AIを組み合わせることにより、これまで検査対象になかったシミやにじみ等も認識が可能となったことで、外観検査の対象範囲の拡大が期待されています。
モルフォは、検査に必要な照明器具やカメラ選定、撮影条件の選定までノウハウを有しているアジアエレと連携し、AIを搭載した画像検査装置を展開することで、製造業やインフラ分野での業務効率化など、産業IoTの課題解決に積極的に取り組んでまいります。
また、12月4日(水)~6日(金)に東京ビッグサイトで開催されるインフラ維持管理・老朽化対策総合展「社会インフラテック 2019」にて、画像検査装置「PRS-1100」を展示します。
東芝グループのアジアエレは、画像検査装置、電子機器応用製品の開発から製造・販売に加え、ライフサイクルを長期間にわたりサポートする保守技術を確立しています。また、最先端のアナログ、デジタル、ソフトウェアのコア技術と蓄積したノウハウをお客様のニーズに合わせて展開しています。
・アジアエレクトロニクスのホームページ:
https://www.asiaele.co.jp/
インフラ維持管理・更新、予防保全、老朽化対策・長寿命化対策などの技術やノウハウを提供する事業者、それを利用する国・地方公共団体や大学などの双方が出展し、ビジネスマッチングや情報交換が行われます。
会期:2019年12月4日(水)~6日(金) 10時~17時
会場:東京ビッグサイト 南1・2ホール
出展製品:画像検査装置「PRS-1100」、モルフォのAIを用いた人影検出技術
ブース番号:IN-177
公式サイト:
https://messe.nikkei.co.jp/in/
モルフォは、「画像処理技術/AI(人工知能)技術」の研究開発主導型企業です。高度な「画像処理技術」を組み込みソフトウェアとして、国内外のスマートフォン市場、放送局やポストプロダクションを中心にグローバルに展開しています。また、カメラが捉えた画像情報をデバイスやクラウドに集約し解析する、AIを駆使した「画像認識技術」を、車載機器からファクトリーオートメーション、医療分野へ提供するなど、様々なイノベーションを先進のイメージング・テクノロジーで実現しています。
所在地:東京都千代田区西神田3丁目8番1号 千代田ファーストビル東館12階
代表者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)、【博士(理学)】
設 立:2004年5月26日
資本金:1,772,928千円 (2019年5月31日現在)
事業内容:画像処理技術の研究開発および製品開発ならびにライセンシング
ホームページ:
https://www.morphoinc.com/
Facebook:
https://www.facebook.com/morphoinc
株式会社モルフォ 広報担当:大野
TEL:03-6673-4332 (受付時間:平日10時~18時)
お問合せフォーム:
http://www.morphoinc.com/contact