モルフォグループにおいてAIの事業化を担う、株式会社モルフォAIソリューションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:神田 武、以下 モルフォAIS)は、国立国会図書館から「令和4年度視覚障害者等用データ作成のためのOCR研究開発(以下 本事業)」の委託事業を受託しましたので、発表します。
国立国会図書館では『ビジョン2021-2025 国立国会図書館のデジタルシフト』の一環として、将来にわたる全ての利用者に多様な情報資源を提供するユニバーサルアクセスを実現する事業と、そのための恒久的なインフラとなる国のデジタル情報基盤の拡充を図る事業に取り組んでいます。
『ビジョン2021-2025 国立国会図書館のデジタルシフト』https://vision2021.ndl.go.jp/
令和元年6月21日、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(以下「読書バリアフリー法」)が衆議院本会議で可決、成立し、1週間後の6月28日に公布、施行されました。モルフォAISは、本事業を通じて読書バリアフリー法の目的である「視覚障害者等の読書環境の整備を総合的かつ計画的に推進し、もって障害の有無にかかわらず全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に寄与すること」(※1)に取り組んでまいります。
なお、企画提案募集においては、OCR学習用データセット構築の実績を有する凸版印刷株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下「凸版印刷」)の協力を仰ぎ、委託事業の受注が決定しました。今後モルフォAISでは本事業で獲得した知見を元にパートナー企業の凸版印刷とも連携し、AI-OCRの事業化に取り組んでまいります。
※1:CA1974 – 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題 / 野口武悟(https://current.ndl.go.jp/ca1974)
本事業では、令和3年度に国立国会図書館が開発したOCR処理プログラムをさらに機能追加・性能改善し、テキスト検索用途のみならず、視覚障害者用の読み上げ用途にも活用できるテキスト生成を実現します。
モルフォAIソリューションズは、AI(人工知能)の事業化に取り組む企業です。行政、電力、交通、製造といった社会インフラの領域で、AI-OCRをはじめとする最先端のAI技術の導入と実運用を推進しております。
所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 10階
代表者:代表取締役 神田 武
設立:2019年12月
事業内容:AIコンサルティング、システムインテグレーション、SW・HW販売など
ホームページ:https://www.morphoai.com
モルフォは「画像処理/AI(人工知能)」の研究開発型企業です。高度な画像処理技術を組み込みソフトウェアとして、国内外のスマートフォン、半導体メーカを中心にグローバルに展開しています。また、カメラで捉えた画像情報をエッジデバイスやクラウドで解析する、AIを駆使した画像認識技術を車載や産業IoT分野へ提供し、様々なイノベーションを先進のイメージング・テクノロジーで実現しています。
所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 10階
代表者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)、【博士(理学)】
設立:2004年5月26日
資本金:1,783,958千円(2021年10月31日現在)
事業内容:画像処理およびAI(人工知能)技術の研究・製品開発。スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開。
ホームページ:https://www.morphoinc.com/
Facebook:https://www.facebook.com/morphoinc
株式会社モルフォ 広報担当 大野
TEL:080-8433-3415
お問い合わせフォーム: http://www.morphoinc.com/contact
*モルフォ、Morphoおよびモルフォロゴは株式会社モルフォの登録商標または商標です。