Research Engineer
Joined in 2018
私は大学の学部でコンピュータサイエンスを学び、修士課程では画像認識、博士過程ではマイクロマシンを研究しました。博士課程1年生の頃に大学のインターンシップ説明会でモルフォを知り、インターンに参加しました。モルフォを選んだのは、プログラミングテストの問題が面白かったからです。問題は解くより作る方がセンスが問われるので、こういう問題を作れる人がいるなら凄い企業に違いない、と思い応募しました。そして入ってみたら本当に、凄い人たちばかりで圧倒されました。
その後2018年に入社し、以降SoftNeuroやSemantic Segmentationなどの研究開発に携わっています。開発言語はCかPython、フレームワークはTensorflowが多いですが、研究目的なら何を使っても構わない職場です。私はリサーチャーなのでアルゴリズムを考えたり実験したりする仕事がメインですが、エンジニアとして製品開発の実装をすることもよくあります。また、決められた時間までなら好きなテーマで自由に研究できる制度もあるため、自分のアイデアを製品化すべく注力することもあります。周りの社員たちはとにかく優秀で、世界トップレベルの人たちがすぐ近くの席で仕事をしています。そんな環境にいると、なぜかこちらのモチベーションまでも湧いてきます。学生時代の私は勉強熱心な方ではありませんでしたが、入社後は余暇に数学や機械学習の勉強をしたり論文を読んだりするようになりました。私の場合は年に100本ほど論文を読むことを目安としています。
モルフォのリサーチャーは「研究のための研究」は決してしません。必ず世の役に立つこと、それも50年後とかではなく、2,3年後、短いと数カ月後の実用化を目指して研究開発をします。そこがモルフォの特長だと思います。また社員が勉強熱心で、互いに助け合う風土があります。例えば、何か分からないことがあれば社内のSlack(チャットアプリ)に質問を投げると、たいてい誰かが即座に答えてくれます。また会社自体が、社員が最先端の技術を学ぶことを推奨していて、社費で国際学会(SIGGRAPH, ICML, CVPR等)に行かせてもらえます。
「どこで仕事をするかは大して大事ではない。でも、誰と仕事をするかはとても大事だ」が私が入社してから感じ、そしていま就職活動をされている方に伝えたいことです。私のモルフォでの目標は、世界一の技術、世界初の製品をこの手で作ることです。「検索と言えばGoogle」「ECと言えばAmazon」と同じように「画像やAIと言えばモルフォ」と言われるようになりたいです。